和菓子

一夜庵

享禄の昔、俳諧の始祖、宗鑑法師が京都より梅谷禅師を訪ね、
興昌寺の傍らに庵を結び、そこを一夜庵と名づけました。
法師は、この庵で亡くなられるまでの26年間、
近代俳句の礎を築きあげることにうちこまれました。

上はたち 中は日くらし 下は夜まで
一夜どまりは下々の下の客

身をつつしまれ自らを制されるその風格をしのび、俳蹟一夜庵の名をおかりして、
法師のお好きだったそばを使用し、「一夜庵」をお届けします。
この庵のごとく心静かな時をおとどけできますよう心を込めてお作りしています。

PAGE TOP